本稿ではWikipediaにおける「富士市」のページを添削していきたいと思う。「・」は原文を引用した。
- 日本最高峰の富士山南麓に位置し
- 市域の北端は山頂直下に及ぶ
- 海岸線から富士山までを市域とする唯一の自治体となっている
- 東は沼津市、西は静岡市に接する
- 和紙の産地として知られ
- 現代においても主要産業は、富士山の伏流水や富士川などの豊富な水源を利用した製紙である
これはグラフ等を見れば分かるが、既に主要産業は他に移っているのは明白である。むしろ時代の変化に柔軟に対応できているところが、富士市の強みなのであるが。
- また、2001年(平成13年)には、施行時特例市に指定された
- 海岸線に東側に隣接する沼津市から田子の浦港まで千本松原が続き、富士川の最下流域の西側に静岡市清水区が隣接し、北側に富士宮市が隣接する
また仮に富士宮市を1つの方角で表すのなら、富士市から見て「西」である。
普通の感覚であれば、どう見ても「西」だと思う。簡単に言えば両者は「〼」で表すことが出来るのだから。富士市の北に富士宮市が位置するのであれば、富士市は富士山に接していないことになってしまうが、大丈夫だろうか(本当にこういう方が多くて驚かされています)。
【番外編】
- マキヤ本社(市内に本社を置く主な企業)
Wikipediaの編集履歴を振り返るとかなりの以前より株式会社マキヤの本社が富士市に置かれていたことにされてしまっているのであるが、これは誤りである。
まず「国税庁法人番号公表サイト」にてR2年度の「株式会社マキヤ」の「本店又は主たる事務所の所在地」を見てみる。
ここから、明確に本社が沼津市であることが分かる。以下では株式会社マキヤの「定時株主総会招待ご通知」を見ていきたい。これはマキヤ側の資料である。
法人税法第16条にて納税地は「その法人の本店または主たる事務所の所在地とする」と定められている。つまり株式会社マキヤの法人税は、沼津市に納められていたのである。
長らく本社は沼津市に置かれていたが、昨年その状況に変化が訪れた。
- おわりに
富士市民が富士宮市を「北」としてしまう背景を考えてみたい。これは「富士市民にとって富士山は大して馴染みのあるものではないから」ではないだろうか。でなければ、説明できない現象である。
現在、富士市の市制施行60周年を記念し、シリーズとして記事の投稿を進めている。30記事くらいを予定しているため、是非ご覧いただきたく思う。
17:「富士市のWikipediaを添削してみる、〼で表せる富士地区を見て思う」






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