フジレキシ
世界文化遺産である富士山の歴史に特化したブログです。
富士山麓の地域が分からない方へ
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2022年6月3日金曜日
曽我物語のかぐや姫説話と富士浅間大菩薩、曽我五郎時致の解釈について
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『曽我物語』は「かぐや姫説話」が取り入れられていることでも知られる(富士山のかぐや姫説話については「 富士市や富士宮市は竹取物語発祥の地であるのか 」をご参照下さい)。 『曽我物語』は「 曽我兄弟の仇討と富士宮市・富士市、鎌倉殿の意図考 」にて記したように「本地物」としての性格も...
2020年1月20日月曜日
尹良親王と田貫次郎の伝説と田貫湖
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ダイヤモンド富士のスポットとしても知られる「田貫湖」。そのほとりには「田貫神社」が位置し、「尹良親王」と「田貫次郎」が祀られている。 両者は「人神」として祀られているのであるが、このような事例は富士郡では稀有であり、今回はこの部分について考えていきたい。まず『浪合記』という史...
2017年2月13日月曜日
富士市の島地名と水害そして浅間神社
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浅間神社の総本宮は富士山本宮浅間大社(富士宮市)であるが、隣接する富士市域にも浅間神社は多く存在する。現在の富士宮市域は中世より≒ 富士上方 と称され、富士市域は≒ 富士下方 と称されてきた。富士市域は大きく「旧富士市域」「旧吉原市域」と大別でき (現在からするとやや大きすぎる分...
2015年4月24日金曜日
富士山本宮浅間大社と静岡浅間神社の浅間造の相違点
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富士山本宮浅間大社本殿は「浅間造」と称される独特の建築で知られる。その本殿について記す文献があるので、その類の資料から実像に迫っていきたい。まず静岡浅間神社と富士山本宮浅間大社の浅間造の明確な違いは、以下の点である。 富士山本宮浅間大社→ 本殿 が浅間造 静岡浅間神社→...
2013年5月7日火曜日
浅間大菩薩縁起を考える
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近年の富士山史関連の学術的見地において、最も大きな発見・動きは 「新出の富士山縁起が発見されたこと」ではないかと思う 。その中でも 『浅間大菩薩縁起』の標題をもつ富士山縁起 は注目されるものであり、現在「神奈川県立金沢文庫」に収蔵されている( 富士縁起(全海書写)ではない方 ) ...
2013年5月3日金曜日
富士山噴火と甲斐国八代郡浅間神社の創建
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富士山信仰において、その富士山を祀る神社として「浅間神社」がある。甲斐国における浅間神社創建の直接の動機となった出来事は富士山の噴火であり、噴火の様子と合わせ甲斐国初の浅間神社建立までの過程は比較的詳細に記録されている。 ※正史で確認できる富士山噴火の最初の記録は天応元年(7...
2013年4月28日日曜日
紙本着色富士曼荼羅図を考える
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以下は、奈良市矢田原組合所蔵の富士曼荼羅図である(奈良市指定文化財)。 江戸時代中期に作成されたものとされ、表口を描いている。「絹本着色富士曼荼羅図」の作成時期などと比較すれば時代はやや下るが、個人的にはそれでも比較的早い例に思える。例えば多く残る富士山関連の絵図(曼荼...
2013年4月23日火曜日
県指定富士浅間曼荼羅図を考える
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富士曼荼羅図は複数が現存しているが、その中でも「絹本著色富士曼荼羅図」(重要文化財指定)は著明である。しかしその次を上げるとすれば、やはり以下の富士参詣曼荼羅図であろう。 富士参詣曼荼羅図 この県指定富士参詣曼荼羅図は「絹本著色富士曼荼羅図」(重要文化財指定)と同様...
2013年1月1日火曜日
浅間大社と富知神社
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「富知神社」は富士宮市朝日町に位置する神社である。この神社の特筆すべきはその「名称」と「伝承」である。まず「名称」についてであるが、「富知」という名称は「富士」との関連性を考えなければならない。大きく2つのパターンが考えられ、①「富士」の元の表記・呼称②「富士」の派生の2つが考え...
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2012年10月17日水曜日
吉田御師の北口本宮冨士浅間神社掌握の過程
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「 北口本宮冨士浅間神社の諏訪森と諏訪明神と浅間明神 」にありますように、現在の北口本宮冨士浅間神社については、戦国期において初めて浅間社が建立されたと考えられている。一方江戸時代、とくに江戸中期以降は吉田御師との関係が綿密である。御師によって掌握されていると言って良い。戦国前期...
2012年9月22日土曜日
絹本著色富士曼荼羅図を考える
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「絹本著色富士曼荼羅図」(重要文化財指定)は富士曼荼羅図の代表である。参詣曼荼羅図において、特に絹本のもので現存するものはかなり限られており、絹本の富士曼荼羅図は3点しか現存しない(「参詣曼荼羅試論」による)。 「参詣曼荼羅試論」に準ずる この絵画は狩野...
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